2014年6月23日月曜日

すごいUnity in 広島 #6 に参加しました(UnityFreeでKinectを使ってみました)

2014/6/23 すごいUnity in 広島 #6(もくもく会)に参加して来ましたのでその報告です。

すごいUnity in 広島
とは、広島で開かれているUnityの小規模の勉強会なのですが
Kinectが用意されていると聞いて飛び込んできました。

Kinectは最近ロボコンで良く目にするようになってきて
知能ロボットコンテストでも、それを使ってオブジェクトを回収するロボットが居て、一度手を出してみたいと思ってました。

もし、それらのようにKinectでオブジェクトを検知できるようになれば、格段に制御能力が上がることでしょう。

さらにこの前、UnityではCOMPortを開いてシリアル通信ができると知り

マイコン(ロボット)

Bluetooth

Unity(windows or Android or etc...)

Kinect

の図を思いつきました。

UnityではC#を使ってOpenCVなんかも普通に使えたりするし、処理系には困らないでしょう。
また、安価なステートマシンのプラグインもあるので、全体の制御系が容易に可視化出来るのではないかと目論んでます。
(ゲームエンジンとしても使ってますが、ロボット制御の良いソフトウェアにもなるのではないかとも考えてます)

以上、参加した背景です。


今回はKinectがUnityFreeで動作できるかどうかを確認するとこまでで、いっぱいいいっぱいでした。

色々あたふたした結果
KINECT SDKを使う その1・環境設定編
Kinect Wrapper Package for Unity3D をつかってみる
の2つのサイトを参考にして、UnityFreeでKinectが使えることを確認しました。

上記サイトにも書かれていますが、導入のおさらい。

1, Kinect for Windows の公式サイトからSDKをDL&インストール。(ついでにToolKitも入れておくと良い)
2, Microsoft Kinect - Microsoft SDK - Unity3D から Wrapper Package for Unity3D を DL。
3, Unityを開いて、Wrapper Package for Unity3Dをインポートする
4, サンプルシーンを開いて、Kinectを繋いだ状態でシーンを再生

これだけでOKです。
(なお、DLするファイルは公式のものをつかうこと。どこか別のところから古いファイルを持ってきてしまったせいで1時間無駄にしました…)

実際にやってみた動画が以下になります。
(カラーマップも取得できますが、顔が写ってしまうので表示してません)


全身が写っていないので、足が残念なのは仕方ないでしょう
けれども、DepthマップとColorマップは取得できているので、この画像を用いれば他のKinect処理をする人達と同様にKinectを使えるのではないでしょうか。

次の課題は人ではなく、オブジェクト(例えば本など)の位置を取得することでしょうか。
また、上手くいったら報告します。


2014年6月15日日曜日

Unity-1週間げーむじゃむ-2014/06/09~15 でゲームを作ってみました(ユニティちゃんフェスティばる!)

Unityは現在徐々に広まってきて、有名所ではスマートフォンアプリ等で使われているゲームエンジンです。
例:スマホ版DQ8、黒猫のウィズ、チェインクロニクル、PS3-Rain

色々とGUI的な部分が多いのと、ほぼ全てのプラットホーム(Webブラウザ、Windows、Mac、Linax、Android、i-OS、PS3&Vita)での出力に対応しているのが特長で
公式サイトを見ると、中々の商用レベルのものが見れますが、簡単なゲームなら個人でも楽に作って公開できます。

また、最近では日本語の資料も増えてきて(公式リファレンスも日本語に対応)、初心者でも取り掛かり易いところもいいです。
なお、Unityは無料でほとんどの機能を使うことが出来ます。これも広まっている一因でしょう。

さて、良いエディタがあっても物を作らなければ、意味がありません。
なにか作りたいけどどうしようかなー と考えていた矢先、「1週間げーむじゃむ」なるものが最近始まったことを知りました。
1週間で何でもいいから決まったテーマで作って発表して個々の技術を深めよう、という趣旨のようです。

ちょうどいいので、今週のテーマは「サウンド」ということで、どこかで見たことのあるリズムゲーを作ってみました。

ユニティちゃんフェスティばる! 
↑ここからプレイ可能です(ただし、UnityWebPlayerをインストールする必要があります)



3Dに手を出すにはまだ早かったので、比較的構造が理解しやすい2Dで作りました。
そこそこの難易度と手軽さがあるので、数分の暇つぶしには使えると思います。

なお、リズムゲー的なシステム自体は2時間位で作り終えたのですが、譜面作りが厄介でした…
シーン上ではこうなっています(^_^;)


本当に、ただゲーム開始と同時にマーカーが等速で上から降ってくるだけという…
でも、他に音合せをする方法が浮かばなかったんです…